腰痛

腰痛
腰痛

腰痛は、お腹の後方から臀部にかけて発生する、痛みや凝りなどを指しますが、その内容には、『急性腰痛症』(ギックリ腰)や先天的な腰椎の前弯による問題や、『変形性脊椎症』や『椎間板ヘルニア』、『脊柱管狭窄症』、といった加齢により生ずる他、カリエスや化膿性脊椎炎などの感染や炎症によるもの、また癌などの腫瘍によるものなどがあります。

カイロプラクティックによる腰痛の場合は、これらと違う考察とアプローチ方法で、主に骨盤と腰椎のずれ、歪みによる神経圧迫と言った内容になります。

腰痛のカイロプラクティックケア・chiropractic care for lower back pain

骨盤と腰椎の構造

骨盤は、左右1対の寛骨と真中に位置する仙骨から構成されている。

寛骨は腸骨・座骨・恥骨が癒合してできた骨で、これらの外側面には寛骨臼という深い関節窩があり、ここに大腿骨頭が入って股関節を形成している。

仙骨の上部には腰椎が、仙骨下部には尾骨が形成されている。

骨盤の構造

骨盤・後方

上の図は、骨盤の上に腰椎が構成されている状態を、後方から表した物で、椎の後方を示す棘突起があり、腰を後方から触ると容易に確認する事が出来ます。

骨盤の構造を前方より見た図

骨盤・前方

上の図は、骨盤の上に腰椎が構成されている状態を、前方から表した物で、特徴のある恥骨は、お腹を上方から触って行くと、おへその下に確認する事が出来る。

寛骨の上部を構成している骨で、坐骨・恥骨の上部で大きく広がり、仙骨を真中に挟む翼状の骨です。

腸骨

腸骨で良く用いられる部位に、腸骨稜・上前腸骨棘・上後腸骨棘の3か所があり、あらゆる面でのランドマークになっています。

下記のイラストは、左が前方から・右が後方から見た状態です。

骨盤の検査

骨盤の検査・前方と後方

・腸骨稜(ちょうこつりょう)

両手を腰に当てた際に、真横に触知できる箇所で、骨盤のもっとも上の部分です。

・上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)

腸骨稜の前縁にある突起部で、両手を腰に当てた際に、示指・中指の指先が前方で触れる、突き出ている部分です。

・上後腸骨棘(じょうこうちょうこつきょく)

腸骨稜の後端にある突出部で、両手を腰に当てた際に、腸骨稜に沿って後下方へとずらすと、拇指が触れる部分で、非常に良く使用される部分です。

自分で触りにくい場合、他の人の後方で、骨盤を正面で見ながら行うと、分かり易いです。

腰椎

仙骨の上部にある5つの椎骨で、後方から体幹の正中線で腰に触れた際、接触を感じる部分が棘突起です。

腰痛の原因


腰痛のうち、骨折・変性疾患・感染症・がん、と言った、原因の解るものは15%位で、残りの85%ほどは、原因がはっきりしておらず、画像検査で異常が見られて治療をしても、症状の改善に繋がらない時があり、腰痛の原因と特定する事は難しいとされています。

カイロプラクティックでは、腸骨や仙骨と言った骨盤と、その上にある5つの腰椎を調べて、そのズレを治す事によって、改善を図ります。

具体的な原因

腸骨や仙骨が上下・左右の、あらゆる方向にズレている事が、そもそも大きな原因で、股関節や膝および下肢に対する痛みだけでなく、その上にある5つの腰椎がズレる事も、腸骨や仙骨のズレが原因となる時が有ります。

骨盤のズレ方

腸骨と仙骨は、ごく僅かな範囲ですが様々な方向にズレ、仮に何の予備知識が無い方でも、左右のバランスが取れていないと、誰かに腹臥位(うつ伏せ)か仰臥位(あお向け)の状態で、左右の両足の長さや角度を比べると解かる時が有ります。

後ろから見た状態 左は骨盤 真ん中は腸骨 右は仙骨・尾骨

左は骨盤 真ん中は腸骨 右は仙骨・尾骨

下記の骨盤は、とてもポピュラーなズレ方を、右側の腸骨で説明したもので、左も同様にズレを生じます。

右の腸骨が後下方にズレた状態

右の腸骨が前上方にズレた状態

右の腸骨が外方にズレた状態

右の腸骨が内方にズレた状態

仙骨のズレ方

左右の腸骨を治すと、自然と仙骨も治る時が有ります。 しかし、腸骨の矯正を済ませても、まだ違和感が残る場合は、仙骨の検査を行ってみると、ズレの残っている場合もあるので、よく確認する事が必要となります。

仙骨も、様々な方向にズレます

腰椎のズレ方

腰椎は仙骨の上部に位置し、胸椎と頚椎を支える5つの椎体から出来ている。

椎体のズレ方は、それぞれが先ず後下方にズレて、左右へとズレますが、ズレた箇所によって、痛みの発生する箇所が変わるので、痛みの箇所からズレている椎骨を、予測する事も可能です。

腰を右側から見た状態

腰を右側から見た図 腰椎3が後下方へとズレている

腰を後方から見た図 左は正常 真中は、腰椎3が後下方にズレた状態 右は、腰椎3が更に右へとズレた状態

腰を後方から見た図 左は正常 真中は、腰椎3が後下方にズレた状態 右は、腰椎3が更に右へとズレた状態

怪しい改善法
うちにみえた方で、様々な腰痛グッズを試して、コラーゲンも取り続けたのに一向に効果が無く、とても悪くなってから来られ、数回のアジャストメント・矯正で良くなったケースがあります。 WebサイトにおけるSNSやブログ、ホームページなどのインターネット上では、おしゃれな腰痛グッズを始め、思いがけない箇所が原因だったり、食べ物や飲み物を取り上げる内容の記事を、時折見かける事が有ります。 これは、アフィリエイトなどのネットビジネスを、目的としている場合が多いので、使用してみて効果が無かったら、それ以上の期待は止めて、他の方法を探すべきです。 また、腰痛グッズで軽減する場合も有ると思いますが、何時までも治りきらない場合は、やはり他の方法を探すことを、お勧めします。  

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