不眠症 1か月経過 50代男性


現在こちらに通院されている中には、不眠症で悩まされている方が何人かいらっしゃいます。

半年の間に体質が変わって眠りにつけない方から、2年間も眠れないといった方や、10年以上の不眠症といった、ほぼ慢性化してしまった様な方など様々で、それぞれ睡眠薬を服用されています。

睡眠薬には様々な種類がありますが、その中の「ハルシオン」と呼ばれるものを飲んでいて、効果にも満足されている様です。

しかし服用することで、『イライラ』しやすくなった、というような副作用を感じられるそうです。

ハルシオンの特徴は即効性に優れ、効果が強めなので寝付けない(入眠障害)といった方には、良く勧められる薬ですが、イライラに関する症状だけでなく、ハルシオンの服用中は不安になりやすくなるなどの、精神面に変化が表れてしまうケースが多くみられるそうです。

また半減期(薬の血中濃度が半分に下がるまでにかかる時間)が短く、効果も強いので耐性(次第に身体が慣れて、効きが悪くなってしまう)・依存性(次第に薬が無いといられなくなってしまい、様々な離脱症状が出現する)のリスクがやや高いのも欠点として挙げられており、イギリスやオランダ、ノルウェー、フィンランドなどではハルシオンは発売中止となっていますが、世界で消費されているハルシオンのうち、60%は日本で消費されているといわれています。

社会的な問題としては、ハルシオンを飲んで眠ると、翌朝には普段通りに目覚め、普通の行動をしているのですが、夕方になると日中の行動を覚えてないといった、前行性の健忘が取り上げられており、ハルシオンを飲んだ者が事件を起こしても、本人は事件を起こした事を覚えていない為、犯行時の記憶消失によって、犯行の立証を困難にし、加害者に責任を問えない事態となった事があります。

他には平成元年ころ、若い方の間で流行った「トリップ遊び」によるハルシオンの乱用で、ハルシオンを酒と一緒に飲んで、もうろうとした状態に自ら陥って、そのまま街をふらつくことなどもあり、一部の間では法外な価格での売買が行われた経緯などもあった様です。

こちらにお見えになられる方は、やはり不眠症によるストレスもあって、強く望まれる場合は週に3回きて頂きますが、概ね週に1回の通院で他の症状も軽減するにつれ、緩やかな改善に向かいます。

しかし10年も服用を続け、症状が酷くなる度に薬が増えてきた方は、些細な事で激怒したり、真夜中に遊びに行って行動を覚えていなかったりと、周りの家族や友人から心配され、病院に行くとまた薬が増えてと言った状態で、こちらに来られました。

症例のコースとして1か月限定で、週に3回の来院(その分料金は通いやすい設定です)を説明したところ、是非に行うとの事で、すぐ開始しました。

カイロプラクティックでは『不眠症』について、副交感神経のアプローチを上げていて、骨盤と上部頚椎に問題の椎骨のずれである、サブラクセィションを正しくすることが臨床に残されています。

初めてのサーモフラフィック検査による脊柱のグラフでは、後頭骨と第1頚椎の間に強いブレイクが見られ、頚椎3・7にも注意を払い、フルスパイン・テストでは頚椎1・7、胸椎1、骨盤に椎骨サブラクセィションが確認されました。

もちろんカイロプラクティックの矯正も初めての事だったので、矯正後の感想を御聞きすると、非常に気に入って貰えたそうです。

これはカイロプラクティックが、この方に合っていた事もあると思いますが、何より強い意志で改善を求めておられたのが大きな要因であると思います。

初回の矯正で、肩こりや腰痛なども無くなり、体調もとても良い状態で2週間が過ぎたころです。

「今日は睡眠剤やめてみようかな・・・? 何だか飲まなくても眠れそうな気がする・・・」

すこし自信の無い言葉でしたが、身体の変化からか自然と出た感じでした。

効果は深いとは言えなかったそうですが、それからは睡眠剤を飲まなくても済み、コースの完了する1か月を過ぎたころには、夜の8時には眠ってしまう様で、しかも寝起きも良いといった、素晴らしい改善となりました。

私にとっても、本人以外以外の家族の方や、友人の方からも喜んでもらえ、とても良い内容の経験となりました。


下記は、初回と1か月後のリスティングです。

男性 50代  不眠症 
 
頚椎 AT-LSP C7-PL
胸椎 T3-PR 
腰椎 
骨盤 L-PI


頚椎 AT-LL 
胸椎 
腰椎 
 骨盤 L-PI


下記は、初回から1か月後にかけて、1週間おきに検査を行った、矯正前のサーモグラフです。

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